さっそく松茸ご飯をつくりました。
秋の味は最高です。
それにしても、お値段が気になります・・・。
☆昔のネガフィルムのスキャンがしたくなって、ネットオークションでエプソンの複合機PM-A850を落札しました。価格3,300円。出回っていた頃の価格の10分の1以下ですが、35mmのフィルムスキャンには十分の性能です。プリンターまでついてます。(当たり前)
☆オークションを見てみると、この機種の液晶ディスプレイが壊れたものが、「ジャンク」として数多く出品されています。使っていると、突然、液晶が消えてしまうらしく、いろいろ調べると、どうやらエプソンの設計ミスのようで、消費者センターに訴えた方もいたようです。
☆そして、手に入れた品物も、やはり、「液晶真っ暗」の「ジャンク」でした。このままでも、PCからの使用ならば、いっこうに支障はありませんが、でも、直してみることにしました。以下、そのときの手順です。
(1)ディスプレイの裏側にある4つのねじをはずし、液晶パネルにつながれている平型のコネクタを引っこ抜き、パネルのみを取り出す。
(2)ヒューズ切れと推定し、パネル裏側の基盤のヒューズ を探す。(写真1)
(3)「F」の印がはいった、チップヒューズが見つかる。テスターで調べると、案の定、切れていた。(写真2)
(4)チップヒューズを取り替えるのがベストだが、とても小さくて手に負えないこと、容量が表示されていないこと、そして、手元に代替品がなかったことから、この部分を直結することとする。
(5)ヒューズが切れたと言うことは、過剰な電流が流れたと言うことであり、直結して しまうことはかなり危険。場合によっては、別の部分まで壊れる危険もある。が、ダメもとでやってみる。
(6)「F」と書いてあるチップヒューズのうえに、ハンダをこんもりとのせる。かなり、不細工!(写真3)
(7)液晶パネルをもとどおりになおして、おそるおそる電源を入れてみる。
(8)ディスプレイに「EPSON」のロゴが現れる。やったー、成功!(写真4)
☆ヒューズが簡単に切れてしまう「欠陥品」を3万円以上で売っていたとは、つくづくエプソンというメーカーは信用できません。なかには、1万円以上かけて修理に出した人もいるそうです。企業の「偽装」が問題になる今ならば、即、無料交換でしょうね。
☆でも、これで、3千円で買った私の複合機の液晶は、なんとか自力で直りました。しばらく、このまま様子を見てみます。よかった。よかった。
☆壊れている人、「ジャンク品」を買おうと思っている人は、挑戦の価値ありです。ただし、あくまで自己責任でお願いします。